「 空が泣き、鳥が静み、森の葉々が輝き、大地が微笑む 」
95 × 130 cm ぐらいの大きな作品です ( フレーム全体の大きさ )
どの作品もそうですが、絵の大きさには意味があり、この作品には、この大きさが必要です。短編小説と長編小説の違いと同じです。
絵にはタイトルがついているのが普通です。小説でもそうですね。タイトルは本当に必要なのでしょうか。
そのまま、すぐに納得できるタイトルもありますし、直接的なつながりがないものも多く見られます。考えても、絵との関連が思い浮かばないものもあります。
ただ、そのタイトルを見ることによって、作者の思い、意図を感じられる場合もあります。
うまくいくと、タイトルと絵が一体となって、相乗効果で絵だけの時よりも、すぐれたものになることが、ないとは言えません。
みかさんの絵のタイトルで、一番長いのがこれです。
「 空が泣き、鳥が静み、森の葉々が輝き、大地が微笑む 」
みかさんは、絵の中に鉛筆でタイトルを書くことがよくあります。
スペイン語ですので、その意味がわからないことが、ほとんどですが、なんだか、この鉛筆で書かれたタイトルの字も含めて、一つの作品になっているような気がします。
特に、この長いタイトルは、どちらかというと単純な構成で、そっけないような、この作品を補完しているように思えます。