「 ペルセウス座流星群 」
56 × 96 cm ( フレームの大きさ )
海流の中を魚が何頭も泳いでいます。マグロでしょうか。
背景のエンボスでは、水の流れと、亀も泳いでいるのが見えます。
フレームは最近の新しいものですが、ぴったりと合っています。
外側はシルバーで内側に少し緑がかって濃い部分があります。内側は絵に向かっての傾斜があります。
色調、素材の感触、フレームの幅など額装をするときに考えるべき点がいくつかあります。
意外と大事なのは、フレームの傾斜です。このフレームは絵に向かって傾斜している部分が効いています。マットを濃い色にしたのもよかったです。
ペルセウスはギリシャ神話の登場人物で、ゼウスの子供です。エチオピアの王女、アンドロメダを妻としています。
アンドロメダ座も大星雲で有名な星座ですが、ペルセウス座の隣にあります。
神話は、ペルセウスがゴルゴン三姉妹の一人、メドゥーサの首を討ちとり、危難に陥ったアンドロメダ王女を助け、故郷へ戻り王になる顛末が述べられています。
髪の毛が蛇になっているメドゥーサは有名ですが、その顔を見たものは石になってしまうことを利用して、ペルセウスは敵を倒していきます。
なんだか水戸黄門の印籠のようですね。
神話の中に出てくる、アンドロメダの母親カシオペア、怪物くじら、天馬ペガスス、みんな星座となっています。